バイオレゾナンスとは|パウル・シュミット式バイオレゾナンスの仕組みと研究報告

Bioresonanz nach Paul Schmidt

パウル・シュミット式バイオレゾナンス

パウル・シュミット式バイオレゾナンスのイメージ図

目標:ヒトと動物の体内にある自己調整を、周波数で優しく刺激する。

バイオレゾナンスを簡単に説明する最も良い例は、太陽光線です。私たちはなぜ日焼けするのか?

  • 周波数領域:750~1500テラヘルツ
  • 波の形:正弦波
  • 刺激されるのは:メラトニン、色素、ビタミンDなど

周波数と振幅

適切な周波数だけが、体内の特定の組織を刺激することができます。パウル・シュミットは、どの器官にも独自の周波数あるいは周波数スペクトルがあり、それによって刺激されることが可能であることを確認しました。合致しない周波数は刺激を起こさないことが確認されています。周波数は強かったり弱かったりします。これを振幅と言います。同じ周波数でも、振幅が異なることがあります。

共鳴とは?

同じ音と同じ周波数のある同じ音叉が二つあるとします。一つの音叉を叩くと、もう一つの音叉も鳴ることが分かります。つまりもう一つの音叉を刺激したと言えます。言い換えれば、バイオレゾナンス器は一つの音叉で、体はもう一つの音叉であると考えることができます。バイオレゾナンス器が体を刺激する。両者が共鳴しているわけです。

最終的には物質はすべて振動である - マックス・プランク

原子構造と振動の関係を示す図
  • 中世には、すべての物質は塊で分けることができない、と考えられていました。
  • 1915年にボーアとゾマーフェルトが、物質はそれより小さな部分から構成されているに違いないということを見つけ出し原子模型が生まれました。
  • 原子(ギリシャ語で「不可分」)とは化学的手段をもってそれ以上分けることができないことを意味します。
  • 陽子と電子の間に隙間がないとすると、私たちの世界は今の1万分の1の大きさしかありません。身長180センチの人は0.18ミリの大きさになります。その際体重は変わらないのです。
  • 私たちの地球は、直径が4キロメートルになります。私たちの五感は、目盛の付いた入れ物を見ているだけで、物質の本当の中身ではないのです。

究極的な事実となるのは物理、すなわちすべての物体が原子、分子などから成っているのであれば、それら素粒子は何から成り立っているのか、つまり畢竟何からだけが構成しているのだろうか、ということです。

量子力学的な物理学では

素粒子は 粒子(素粒子) あるいは波として現すことができます。ハイゼルベルクとルイ・ド・ブライは、すべての物質に波の性質とスピン(回転する力)があることを見つけました。これによって明らかになるのが物質の世界、そして私たちの体は、最終的には振動で構成されている、ということです。まさにこれがパウル・シュミット式バイオレゾナンスの基本なのです。パウル・シュミット式バイオレゾナンスの基本となるものは、すべての物質が振動から成り立っており、相互作用(干渉)にあるということ。異なる周波数及び周波数スペクトルを持つと、「エコー」を行うことができる。つまりトレードマーク周波数であるということです。

パウル・シュミットは1975年に、物質を構成する周波数で体内に潜む病気を発見することができる、ということを発見しました。彼はダイポール・アンテナシステムを開発しました。上下に重なって動くことのできる(可変)または固定された二層の棒から周波数が送られます。ダイポールアンテナシステムは、すべてのパウル・シュミット式バイオレゾナンス器に入っています。

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  • 7層構造で成り立つ私たちの”からだ”の真実
  • 私たちの健康を左右する様々な要因
  • 今日からできるパウル・シュミット式バイオレゾナンス
  • バイオレゾナンスの最前線、ドイツを訪れて

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関連する研究報告

量子医学と過敏性腸症候群に伴う慢性腰痛:バイオレゾナンス療法の臨床的・生物心理社会的効果に関する試験的観察研究

Medicina 60071099 2024年7月発行/Giovanni Barassi, Giuseppe Alessandro Pirozzi, Angelo Di Iorio, Raffaello Pellegrino, Piero Galasso, Dietmar Heimes, Barbara Praitano, Pier Enrico Gallenga, Loris Prosperi, Antonio Moccia, Maurizio Panunzio

背景と目的:過敏性腸症候群(IBS)は、患者のQOLを低下させる多数の症状によって特徴づけられる、慢性的かつ持続的に生活の質を損なう症候群です。IBSの最も特徴的な症状のひとつに身体的苦痛があり、これは主に腹部レベルで見られますが、身体の他の部位、特に慢性腰痛(CLBP)の形で見られることもあります。両者の間には器質的な病態や筋肉に関連する脊柱の慢性疾患などに基づく慢性的な方法の中で、バイオレゾナンス・トリートメント(BT)の使用は、簡便で実施可能な極低出力の電磁刺激の投与に基づいたもので、様々な機能的変化の存在下で身体の電気的および代謝的側面のバランスを安定させることができ、現在、受け入れられつつあります。そこで私たちは、IBSとCLBPを併発した患者を対象に、BTによる治療を1サイクル実施し、その効果をモニターすることにしました。

材料と方法:CLBPを伴うIBSに関連する他の疼痛症候を発症した20人(女性12人、男性8人、平均年齢51歳)をモニター。患者は、Bristol Stool Form Scale (BSFS)、Fecal Calprotectin test、Short-Form Health Survey 36 (SF-36)を用いてモニターされ、治療サイクルの実行前(T0)と実行後(T1)に収集されました。治療プロトコルは、約1ヵ月間にわたって実施された8回のBTセッションで構成。

結果:BTによる治療が終了した時点で、観察されたすべてのパラメータにおいて全般的かつ有意な改善を観察することができ、また、検出されたカルプロテクチン値と、患者が自覚するIBS症状に関連して経験した生活の質との間には、ほぼ反比例の相関関係が認められました。

結論:全体として、我々の試験的研究は、IBSに由来する器質的および筋骨格系の症状を調整する上で、BTが有益な効果をもたらす可能性を示唆しているようです。

パウル・シュミットによるバイオレゾナンスとその有益な効果について「腸管バリアーの完全性に及ぼす影響」

Advances in Bioengineering & Biomedical Science Research ISSN: 2640-4133/Peter C. Dartsch, Dietmar Heimes/投稿:2022年7月18日、受理:2022年7月22日、掲載:2022年8月3日 査読付き論文

Advances in Bioengineering & Biomedical Science Research 誌面

概要:腸の上皮は、わずか1層の細胞層であるが、2つの重要な役割を担っている。第一は、腸管内腔の内容物と体の他の部分との間に物理的な障壁を作ることである。もうひとつは、腸管内腔から必要な栄養素を効率よく吸収し、粘液、抗菌ペプチド、保護作用と免疫調節作用を持つサイトカインを産生することである。したがって、バリア機能の低下は、腸だけでなく、全身の健康に影響を及ぼす可能性がある。本研究では、バイオレゾナンス周波数スペクトルを照射するために開発されたバイオレゾナンス・デバイスを使用することで、バリア機能の完全性を促進し、維持するかどうかを調査した。

腸管上皮細胞(IPEC-J2)を、ダイポールアンテナシステムを搭載したバイオレゾナンス・デバイス(=verum=本物)に曝露してから、微小孔のあるトランズウェルプレート上で培養し、腸管バリアを構築した。対応するコントロールの培養物は、ダイポールアンテナシステムを搭載していない非動作状態のバイオレゾナンス・デバイス(=プラシーボ)に同じように曝露された。経上皮電気抵抗は、腸管バリアの完全性の指標として測定された。その後、両方のバイオレゾナンス・デバイスから構築された腸管バリアを500μMと1,000μMのH2O2(過酸化水素)に30時間暴露し、経上皮電気抵抗を再度測定した。さらに、酸化ストレス条件下における腸管上皮細胞の再生過程に対する両バイオレゾナンス・デバイス(verumおよびplacebo)の効果を、無細胞領域の閉鎖性の検討を通じて調べた。

実際に波を照射するバイオレゾナンス・デバイスに細胞をさらすと、非送波のバイオレゾナンス・デバイスに比べて腸のバリアが30%以上強化された。さらに、構築された腸バリアは、実際に波を照射するバイオレゾナンス・デバイスでは非送波のバイオレゾナンス・デバイスに比べて、500μMのH2O2に対して+20%、1,000μMのH2O2に対して約+30%と有意に耐性が増加した。この観察によると、腸管上皮細胞の外傷や損傷後の再生プロセスは、実際に波を照射するバイオレゾナンス・デバイスを使用することで、非送波のデバイスと比較して12%以上再生が促進された。

我々は、実際に波を照射するバイオレゾナンス・デバイスを生体に使用することで、腸管上皮バリアの完全性、機能、再生が改善され、全身の健康が改善、維持される可能性があると結論づけた。

「酸とアルカリのバランス」について

パウル・シュミットのバイオレゾナンスでは 衣・食・住 の観点から私たちが健康を維持するために注目すべきことをテストプログラムとして用意しています。その中で食については「酸とアルカリのバランス」を重要視しています(「気と波動健康法 増補改訂版」154頁参照)。

スイスからの報告:身体から酸を減らす

過酸はほとんどの病気の原因であるとする説がある一方で、酸塩基平衡は体内で調整できるとする説もあります。真実は、おそらくその間にあるのでしょう。

過酸の症状:なぜ、これほどまでに意見が分かれるのでしょうか。過酸症にしか起因しない明確な症状がないためでしょう。頭痛、肌荒れ、消化不良、めまいなど、あらゆることが胃酸過多のサインになり得ますが、まったく別のことを意味する場合もあります。

アシドーシスとはどういう意味ですか?:pH値とは、酸性かアルカリ性かを示す値です。7以下は酸性、それ以上はアルカリ性とされています。人間の血液のpH値は7.4ですが、これがわずかでも変動すると、もう命にかかわるのです。そのため、体内ではpH値を調整し、酸と塩基(アルカリ)を緩衝させることができるのです。

体が酸を緩衝する仕組み:最も重要な緩衝剤は、炭酸-重炭酸塩緩衝剤です。食べ物と一緒に摂取した酸を中和します。酸は二酸化炭素の形で吐き出されます。こうして、酸の約2/3が体外に排出されるのです。肺だけでなく、腎臓や肝臓も長期的に酸の調節に関与しています。また、ごく一部は汗や腸からも排出されます。体液の組成の中で、酸が最も有害であることは間違いない(ヒポクラテス、紀元前400年)。

pHテストストリップ(試験紙)による測定:酸が分解されると、これも尿に反映されます。血液とは異なり、尿のpH値は5~8の間で変動しており、この範囲の値であれば無害とされています。テストストリップを使えば、自宅で簡単に尿中のpH値を測定することができます。ただし、この測定法では、体が過酸状態であるかどうかはわかりません。得られる結果は、尿に排泄された酸の量を知ることができるだけです。

過酸になるとどうなるか:ユーザーズ健康法の研究によると、酸を発生する食品を多く食べている人の場合、体に含まれるアルカリ成分がわずかな時間で失われてしまうことがわかります。したがって、体内の余分な酸を調整すると同時に、体に大切なカルシウム・骨密度を失っていくのです。また、尿の値が正常範囲内であっても、長期間にわたって酸性の食品を摂取し続けると、その安定性に好ましくない影響を及ぼすということです。ただし、これらの研究のまとめでは、その関連性は明確なものではないと断定されています。

アシドーシスになる状況:体が過酸になる傾向がある状況として、激しい運動(乳酸濃度の上昇)、糖尿病、絶食、過度のアルコール摂取、加齢による腎臓の酸緩衝能力の低下などが挙げられます。

身体の脱酸:とはいえ、酸の生成の増加と格闘しなければならない多くの病人の経験から、「脱酸」がパフォーマンス、消化、健康に良い影響を与えることが分かっています。例:競技スポーツ選手では、激しいスポーツをすると、短時間で血清中の乳酸濃度が上昇します。したがって、塩基を多く含む食事は、特に競技スポーツ選手の場合、酸の緩衝作用が強くなり、疲労回復やパフォーマンスの向上につながるはずです。

食べ物が酸っぱいのはどんなとき?:食べ物に関して、「酸っぱい」は誤解されがちです。酸味のある食品は、必ずしも消化時に酸を発生させる作用があるわけではありません。肉類に含まれるような硫黄を含むタンパク質の構成要素は、体内で酸を形成します。果物や野菜は、多くのミネラルを含んでいるため、一般的にアルカリ性の食品とされています。重要なのは、食品が酸性に代謝されるかアルカリ性に代謝されるかであって、元の形の食品としてどうであるかということではありません。

アルカリ食品:スイス栄養協会では、RemerとManzに基づき食品を分類しています。さまざまな食品の腎臓への平均的な酸負荷は、PRAL(potential renal acid load)に従って与えられています。数値が高いほど、酸を発生しやすく、負の値であれば、食べ物はアルカリ性に代謝されます。通常、アルカリ食品を80%まで、酸性食品を20%まで抑えることが推奨されています。

出典:CSS「私の健康」より css.ch(スイスの保険会社CSSグループ、1899年設立)

ドイツからの報告:アルカリ性食品を積極的に食べよう

Dipl. oec. troph. ハンス・ヴォルフガング・マンテュー

自然療法士や医師は、体の酸塩基平衡の影響や栄養の重要性について長い間議論してきました。普段の食事選びで酸性食品を食べているのか、アルカリ性食品がいいのか?私たちの体内のすべての代謝プロセスは水性環境で行われ、pH値を含むさまざまな環境条件に依存しています。血液中のpH値は常に7.35~7.44の弱アルカリ性で、その変動は栄養や酸素の運搬、酵素やホルモンの活性、細胞膜の透過性、電解質の分布、神経系のインパルス伝導、筋肉細胞の興奮性に影響を与えます。また、ほとんどの分泌物や臓器は弱アルカリ性域にあります。一方、胃の中の環境は極めて酸性が強く、この酸性の環境は、最適な消化性能を確保し、望ましくない細菌を死滅させます。

からだが有する効果的なバッファーシステム

血液のpHの変動を補正するために、さまざまな緩衝系が働いています。血液中の最も重要な緩衝剤は、炭酸-重炭酸塩システムであり、体内の総バッファー容量の約半分を占めています。さらに、赤血球の色素であるヘモグロビンや血液中のリン酸化タンパク質は、酸を遮ることができます。主に肺や腎臓を経由して、再び放出する必要があります。その際、酸の水素イオン(H+)は重炭酸塩イオンと結合して中和され、最終的には二酸化炭素(CO2)と水(H2O)に分解されます。炭酸ガスは肺から吐き出されます。こうして作られた酸の約3分の2は体外に排出されます。呼吸が活発になることで、短時間にかなりの量の酸を排出することができるのです。長期的には腎臓からの排泄が効果的です。尿中には、重炭酸塩のほかに、アンモニア、炭酸塩、クエン酸塩化合物が酸の緩衝材として含まれています。また、腎臓は呼吸によって排泄されない酸を排出することができます。効果的な排泄のためには、十分な飲酒が前提になります。また、体内の酸は汗や腸から一定量排出することができます。

胃の粘膜は、消化の際に塩酸と重炭酸塩を形成します。塩酸は胃の内部に入り込みます。重炭酸塩の一部は、血液を介して膵臓に到達します。そこで濃縮された後、小腸に放出され、胃から食物のパルプとともに腸に入った塩酸を中和します。その結果、血液中の重炭酸塩濃度が一時的に高くなり、アルカリ性洪水とも呼ばれます。これは、結合組織を定期的に洗い流し、酸を緩衝して腎臓に運び、排泄させるものです。

アルカリ性食品はミネラルを豊富に含む

野菜、果物、イモ類、ハーブなど、適度なたんぱく質を含むミネラル豊富な植物性食品は、特に強いアルカリ性を示すとされています。また、炭酸水素塩を多く含むミネラルウォーターは、強いアルカリ形成作用、脱酸作用があります。アルカリの効果は、リンゴ酸カリウム、炭酸カルシウム、クエン酸マグネシウムなどのミネラルと有機酸の化合物によるものが主体です。いろいろな本で宣伝されている、いわゆるアルカリ性の食事は、野菜、果物、芋類などのアルカリ性食品を3分の2程度にしたものです。1日の食事のうち、酸を発生する食品は3分の1だけでよいとのことです。肉、魚、チーズ、卵はもちろん、パンやパスタなどの穀物類、アルコール類も含まれます。

食品ごとの酸性・アルカリ性の目安(PRAL値)

食品100gあたりの酸負荷(mEq/100g)。プラスは酸負荷(S)、マイナスは酸負荷を減らす、すなわち食品はアルカリ形成(B)であることを示す。
食品酸負荷(mEq/100g)
野菜類-0.8~-14.0 B
果物-1.9~-6.5 B
野菜ジュース-2.8~-4.8 B
果汁類-1.0~-2.9 B
ハーブ類-5.3~-12.0 B
砂糖、菓子類-1.4~+3.7
穀類+3.7~+12.5 S
パン+1.8~+7.2 S
牛乳、ヨーグルト、フレッシュチーズ+0.7~+1.2 S
セミハードチーズ+18.6~+26.4 S
プロセスチーズ+28.7 S
肉類+6.8~+13.5 S
魚・ソーセージ+4.1~+19.0 S

潜在性アシドーシスと結合組織

食事が関係する酸血症は、非常に肉が多く、野菜の少ない食事をしていても通常は起こりません。これは、腎臓の酸排泄能力が食物からの酸負荷よりもかなり高く、体内には緩衝のための優れたメカニズムが備わっているからです。急性代謝性アシドーシスは、例えば、重度のケトアシドーシスを伴う糖尿病性昏睡や、酸の排泄が大幅に低下した慢性腎不全の状況下で発生します。

とはいえ、酸の多い食事は、健康な人でも長期的には潜在性アシドーシスという結果をもたらすことがあります。この場合、血液中のpHはまだ生理的な許容範囲内ですが、すでに酸性側にシフトしています。結合組織、血液、体細胞の緩衝能力が低下しているか、過剰なストレスを受けています。潜在性アシドーシスの典型的な兆候は、腎臓からの酸排泄量の増加であり、これは部分的にしか緩衝されていません。一般的な混合食は、バランス食やラクト・オボ・ベジタリアン食(乳卵菜食)に比べて、有意に低いpH値(24時間尿で測定)を示しました。緩衝剤はミネラル摂取によっても供給されるため、潜在性アシドーシスの結果、ミネラル損失が大きくなることも多いです。

骨にやさしい豊富なアルカリ

特に骨粗鬆症に関しては、酸塩基平衡が影響していることが明らかです。わずかなアシドーシスでも、骨量の減少につながります。持続的な酸の負荷は、骨からのミネラルの放出を促進するという研究結果があります。アシドーシスの代謝状態では、骨を壊す細胞(破骨細胞)の活動が活発になります。野菜や果物、アルカリ性の食物を多く含む食事は、間違いなく骨密度が高くなると考えられています。

タンパク質の摂取量が増えると、腎臓からのカルシウムの損失が増加することが、さまざまな研究で示されています。これらの研究では、タンパク質1グラム追加につき0.8~1.5mgのカルシウムが追加で失われると想定しています。ある研究では、緩衝作用のある炭酸水素塩を同時に投与すると、カルシウムの追加的な損失は生じないことが示されました。2004年のFAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)の計算では、適度なたんぱく質摂取の食事はカルシウムのバランス上に良い影響を与え、カルシウムの必要量を減少させることが分かっています。

リウマチや痛風との関連

潜在性アシドーシスや結合組織の代謝障害は、多くの結合組織疾患やリウマチ性疾患の発症に関与していると考えられます。リウマチ性疾患では、多価不飽和脂肪酸の一種であるアラキドン酸も炎症に重要な役割を担っています。肉類などの酸を形成する食品に多く含まれるか、あるいはもっぱら動物性食品に多く含まれます。潜在的な酸の過剰はアラキドン酸の問題を悪化させる可能性があります。

痛風では、尿酸の排泄が障害されます。これも酸の問題で、潜在性アシドーシスによって悪化する可能性があります。痛風は、動物性タンパク質、つまりプリン体を大量に摂取することで症状が悪化することが知られています。腎臓結石、皮膚疾患、脱毛など、少なくとも潜在性アシドーシスが関与していると思われる徴候もあります。その他、心臓不整脈、結合組織の弱さ、高血圧、循環器障害、腰痛、インスリン抵抗性、筋肉の減少、慢性疲労など、潜在性アシドーシスの結果として数多くの疾患や健康障害が論じられていますが、信頼できる科学的な研究は、ときたまにしか見受けられません。

ストレスは酸の生成を促進する

ストレスや緊張も酸の問題を増加させます。ストレスは、アドレナリンやノルアドレナリンの分泌を促します。心拍数と血圧が上昇し、呼吸数が増加すると同時に、呼吸の深さが減少します。より多くの脂肪酸が放出されます。呼吸が速くなり、同時に浅くなります。これは、重炭酸塩バッファーが再生できる量が少ないことを意味します。最終的には、ストレスホルモンの分解も酸の生成に行き着くのです。また、ストレスで筋肉が緊張し、酸を除去しにくくなることもよくあります。

結論として、食事は酸塩基平衡に大きな影響を与えます。健康な人の場合、肉、ソーセージ、卵、魚、チーズなどをたくさん食べる強酸性食で、顕性アシドーシスになることはありません。とはいえ、潜在性アシドーシスのリスクがあり、尿からのミネラル損失が増加し、特定の病気のリスクが高くなります。一方、運動は主に腎臓と肺を経由して酸の排泄をサポートします。したがって、スポーツは筋肉や結合組織の脱酸に貢献することができます。

出典:Verband fur Unabhangige Gesundheitsberatung Martin H.-H. UGB forum 2/17, p. 86-89 ugb.de

パウル・シュミットのバイオレゾナンスが学問に

ディートマー・ハイメス氏、ローマの大学の講師に任命

2018年8月24日 フォーカー・エーベルツ

速報:ローマのサンパオロ医科大学に、パウル・シュミット式バイオレゾナンス科学の講座が、ヨーロッパで初めて開設された。ディートマー・ハイメス氏がローマの大学の講師になる…。

レヨネックス社の社長であるProf.ディートマー・ハイメス氏は、「歴史的な日」と語っている。彼のローマのサンパオロ医科大学は、バイオレゾナンス科学の分野を講座として正式に任命された証明書を受け取った。学生たちは博士課程及び修士課程の枠内で、パウル・シュミット式バイオレゾナンスの方法を学び、研究することができる。

「我々はメキシコと日本の大学ですでに講義を行ったことがありますが、ローマはパウル・シュミット式バイオレゾナンスが独自の講座となるヨーロッパで最初の大学です」と同氏は述べている。彼はこのテーマを24年来追求している。「これはこのトリートメント方法が確立し、さらに発展を遂げるために、非常に重要な一歩なのです」

最初の三学期の基礎授業で、学生はレヨネックスが開発したバイオレゾナンス器を実際に使うことを学ぶ。特に慢性疾患のトリートメントである。試験の後では、学生は自分で療法所を開業することができ、それには国からの経済的援助を受ける可能性もある。「学生を直接仕事へと導く教育なのです」とハイメス氏は言っている。

レヨネックスにとって同様に重要なのは、大学でバイオレゾナンスを実際に使うことにより集められる、様々な病像の多くの医学的データである。これはバイオレゾナンスをヨーロッパのほかの国でも社会的に認めさせるのに役立つ、経験の宝庫である。というのはバイオエネルジェティックの振動の効果は、多くの国、特にドイツで、西洋医学から受け入れられても、認識されてもいない。

ハイメス氏によると、「ドイツでは、自分の名声に傷をつけることがないよう、代替医療と取り組んでいる大学は、ほとんどありません」。イタリアはその点、ずっとオープンであるそうだ。今では43か国でその製品を販売しているレヨネックス社が、商業的な興味も追っていることを、ハイメス氏は否定しない。医療機器という認可を得るためには、何百万ユーロもの費用が掛かり、それは流動資金のない企業が払えるものではないからだ。しかし前面にあるのは、医学とトリートメントの方法である。「人を助ける、というのが私たちの哲学です」と教授は言っている。

それはイタリアの大学の学長であるコンティリ猊下も確信するところである。「このプロジェクトは未来への投資です」と学長は、メゲンにあるザウアーランドピラミッドのレヨネックスセンターで行われた、新しい学部の紹介でも言っている。すべてのレベルで変化する世界では、新しい道を行く必要があり、それは医学でも同じことである。レヨネックスはその道を、既に20年前から進んできたのである。